よくあるご質問
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購入してすぐ使えますか?補聴器は精密な電子機器です。最近の補聴器は、音抑制機能や場面にあわせたチャンネル機能など、聞きたい音を強調したり、耳障りな音を小さくできるようになりました。お客様のご要望や耳の聞こえに合わせて補聴器を選び、必要な音がわかりやすくなるよう試聴中に、段階的に調整(フィッティング)していきますので、お気軽にご相談ください。
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補聴器で聞く音はふつうに聞こえる音とは違うのですか?補聴器から聞こえる音は、音の伝わり方の違いにより、今まで聞いていた音とは少し違った印象を受ける場合もあります。 音の印象の違いは残りつつも、最新の補聴器では、より自然な聞こえに近いものもありますので、ご自分の耳で試聴してみてください。
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会議や居酒屋など複数人が話す場所だと聞こえづらいですか?会議や酒席の場で、どうも話が聞き取りにくい!このような訴えをとくに50~60代の方からよくお聞きします。だんだんと低下してきた聴力に加え、大勢の人の中での会話はもともと聞き取りにくいものです。ざわざわした場所で、誰が何を話しているのか?を理解するためには、音の方向感覚がもっとも大切な要素の1つになります。耳は左右のバランスで話している人の方向や距離を確認しますが、聴力が低下したり、片耳だけでも聞こえが悪いと、この方向感覚がつかみにくいために、大勢の人の中での話し声を聞き分けることがむずかしくなります。こういった音の方向感覚に対しては、補聴器を両耳に装用することで、左右の耳が聞こえを補い合い、方向感覚のバランスを崩すことなく、補聴効果を上げることができます。
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操作は難しくないですか?最近では電池交換不要の、充電式補聴器が人気です。環境に合わせて音質も自動で調整できる高性能な補聴器もあります。スマートフォンのアプリで音質や音量を自分で調整できる器種もあります。
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補聴器をつけているときに「ピーッ」と音が鳴る場合は?補聴器からピーピー音が鳴る現象を”ハウリング”と言います。ハウリングの主な原因は、補聴器で増幅された音が再び補聴器のマイクに入ることによって起こります。補聴器をつけている時のハウリングは、補聴器と耳との間の隙間から音が漏れることで起こります。耳栓や補聴器がきちんと耳の穴に入っていないと、隙間から音が漏れてハウリングすることがあります。耳掛け補聴器でハウリングする場合は、耳の型を採取して作る、オーダーメイド耳栓(イヤモールド)でハウリングを抑えることができます。当店では店舗で作製するので、その後のこまやかな調整ができます。
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補聴器をできるだけ良い状態で長く使うには?補聴器はメガネと同じように毎日身につけて使うものです。日頃からちょっとしたことに気をつけていただくだけでも、補聴器をよい状態で長くお使いいただけるようになります。まず、補聴器は水分を嫌う精密電子機器なので、外されている時は必ず乾燥ケースに保管し、雨などで濡れてしまった場合には、乾いた布やティッシュで軽く補聴器本体を拭い、水分が残らないようにしてください。乾燥ケースに補聴器を入れる際は、必ず空気電池の余計な放電を防ぐ為にも取り出してからしまってください。また、補聴器の耳の中に入る部分は、どうしても耳垢や汚れがくっつきやすい場所です。 取り扱い説明書に書かれたお手入れの方法を参考にしながら、清潔な状態を保つようにしましょう。お近くの販売店で、お手入れの方法を確認しながら、練習されることをおすすめしています。
ご存じですか?
障害者総合支援法補聴器について
日本においては、いまだ補聴器に対して、医療保険の適用がありません。但し、聴力の状態によっては、各地方自治体の福祉制度を利用することで、補聴器を入手するまでの負担を軽減することができます。
障害者総合支援法補聴器が給付されるまで
障害者総合支援法により、補聴器(補装具)の給付を受ける場合は、身体障害者手帳(聴覚障害)を所持していることが前提となります。
身体障害者手帳を取得した上で、補聴器が必要と認められた場合に、市町村から給付されます。新規に給付を受けようとされる場合は、身体障害者手帳の取得から始まります。
新規に給付を受けようとされる方
市町村の役所の福祉関係窓口に相談する。
役所の指定する指定医の診断を受ける。
指定医の診断を得て役所に身体障害者手帳の交付を申請する。
障害者手帳が交付される。
障害者手帳を持って、市町村の役所の福祉関係窓口に相談する。
役所の指定する指定医の補聴器の判定を受ける。
指定医の判定を得て、役所の福祉関係窓口で補聴器の支給を申請する。
※役所への提出資料
・所得の証明書
・補聴器の見積書
補装具費(補聴器)支給券が郵送されてくる。
補装具費(補聴器)支給券と印鑑、自己負担金を持参して、福祉対応取扱店にて補聴器を受け取ってください。
※上記の2と6が同時に行われる地方自治体もあります。詳しくは、お住まいの市町村の役所内にある福祉関係窓口にご確認ください。
聴覚障害により身体障碍手帳を既に取得されている方
聴覚障害により身体障害者手帳を既に取得されている方は、(身体障害者)福祉法の規定により補聴器の支給を受けることができます。手続きの方法は各都道府県、各市区町村で異なることがありますが、基本的な流れは下記のとおりです。 まずは、お住まいの市町村の役所内にあります福祉関係窓口にご相談ください。
障害者手帳を持って、市町村の役所の福祉関係窓口に相談する。
役所の指定する指定医の診断を受ける。
指定医の判定を得て、役所に補聴器の支給を申請する。
※役所への提出資料
・所得の証明書
・補聴器の見積書
補装具費(補聴器)支給券が郵送されてくる。
補装具費(補聴器)支給券と印鑑、自己負担金を持参して、福祉対応取扱店にて補聴器を受け取ってください。
※上記の2と6が同時に行われる地方自治体もあります。詳しくは、お住まいの市町村の役所内にある福祉関係窓口にご確認ください。